2023年02月26日
お茶専用の冷蔵保管庫を昨年リニューアルいたしました。
お茶時期に造られた荒茶を保管し、年間を通して仕上げられた製品(仕上げ茶)も保管してます。
狭山茶産地の小さな製茶問屋でもある坂本園では、消費者向けの小売り以外に、業者向けの仕上げ茶・荒茶の卸売りもしています。冷暗の低温庫で湿度も抑えることで、光・熱・湿度・酸化からお茶を守り安定した製品をお届けできるようにしています。
昔は茶箱での保管が一般的でしたが、現在はほぼ段ボール箱に代わりました。
茶箱は丈夫ですが、お茶を入れると大変重くなり、木の劣化による異物混入のリスクも生じてしまいます。それに比べ、段ボールは扱いやすく運搬にも便利です。
出入り口には、エアーカーテンを設置してあります。
冬場はいいのですが、夏ともなると室内外で気温差が大きくなります。開け閉めの際の気温の変化を風のカーテンで抑えるとともに虫やほこりなどの異物も防ぐ役割があります。
気温差による結露対策もしておりますので、湿度上昇も抑制できています。
お茶の為、良い狭山茶製品の為、出来ることは実施しております。